朝歩きをしているときは、鳥が歩く時に葉が小さな音を立てるのに聞き耳を立てています。
出来るだけ静かに、カサカサっ、と素早い音がしている方を向いて、小さな鳥を見つけるのです。
今日、仕事前に立ち寄った喫茶店には、コーヒー豆の焙煎機があり、天井まで届きそうな大きな機械はまさに焙煎中といった様子でした。
店員が網で豆を選り分ける音、そして焙煎機の音。
大きな音、というよりは低い音が何層にも響いているような音なので、大きい音なのに、そのなかにずっといられるような音でした。音から重さも伝わります。
音が立つのは振動するから、と学んだことはありましたが、そのモーターの音は振動のイメージに繋がるものでした。
とはいっても、お店がガタガタしていたわけではありません。美味しいお店でした。
TOMOYO