ピアノの演奏について

コンサートまで、二週間を切りました。

今日は中野坂上のベーゼンドルファージャパンのスタジオで、
リハーサルしました。

演奏中の精神状態には様々な模様がある。
一口によく、集中というけれど、
気づけば音以外のことを考えることもあり、
(私の場合は)意識は「こう思おう」意識して作り出した時点で、
もう集中とはいえず、そのあたりはとても難しい。

コンサートを控え、今一番気になるのはそこだ。

説明も難しいけれど、こういう状況について
今思うところを書いておこうと思う。
あくまで個人的な体験に基づく考察です。

ピアノの演奏は音色をイメージして
それが手の運動に繋がるものだ。
前の段階として、目で見た楽譜の情報を
指先につたえて演奏する、ということがある。

前者はその記憶を引き出し、演奏している。

記憶。

音符をおぼえる方法は人それぞれいろいろだそうだ。
その一つとしては、あるヴァイオリニストの方は著書で書かれていたのは
譜面を写真に撮ったようにそっくりそのままおぼえる方法。

さて、私は何で記憶してるだろうか。
今、自分なりに感じているのは、

・頭の中で鳴った音を指で再生する(ポップスとかはこれが多い)
・音と感情を結びつけて記憶する
・音と感覚(風景とか、色、とか)を結びつけて記憶する
・無意識

ときどき、譜面の断片が浮かぶこともある

と、様々で、ひとつの方法定まっている訳ではない。
ジャンルによってもちがう。

その記憶、について先日あるアメリカのバレリーナが
演技前の集中について語っていたときに出てきた単語だが、

マッスルメモリーという言葉に出会った
muscle memory
演技の音楽を聞きながら演技をイメージしているときに、
身体を実際に動かしていない場合でも、
その筋肉が反応する、という現象。

これも何となくわかるような気がする。

ピアノの場合は音=運動だ。

・音をイメージする
・希望した鍵盤の位置に指が動く

イマジネーションと運動の連動。
共通する部分が有るような気がして、
今後注目していきたいところ。

 

子供の時は何にも考えないで弾けていたりもするけど、
経験をかさねると良かったことも反省も色々ありますからね。
こうして研究する訳です。

今日はそんな記憶と心理のことその1でした。
(その2もあるのか?!)

では、みなさんごきげんよう。

TOMOYO


13. 12月 2015 by Tomoyo
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