ベーゼンドルファー・ジャパンへ

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ウィーンのピアノメーカー、ベーゼンドルファー

12月のコンサートで使わせていただくピアノです。

その音色の秘密を知りたくて、
ベーゼンドルファージャパンのオフィスを訪ねた。

サロンに並ぶピアノ、10台ほど。
大きさもさまざまで、
奥行きも100センチ強のものから、
最大のモデル、インペリアルにいたっては奥行き290センチだ。

通常88鍵の鍵盤を持つピアノだが、このインペリアルは97鍵。
完全8オクターブの音域を持つ。

中の構造も剛健なフレームによって
支えられている。

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この奥行き!

世界で初めて、ピアノのソロでコンサートを行ったリストは、
演奏会の度に、使用したピアノを壊してしまったそうだ。
相当タフな演奏だった様子。

初めて彼の演奏に耐えたピアノ、ということで、
リストはベーゼンドルファーに感謝の手紙を送っている。

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以来、たびたび演奏に使用。
時のオーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ夫妻の前での演奏にも
ベーゼンドルファーを使っていたようだ。

ピアノメーカーは各社特徴があり、
いつも弾かせてもらうのが楽しみ。

ベーゼンドルファーは、音域によってたくさんの音色を持っているように感じ、
その音色を引き出したいし、興味があった。

いつも弾かせてもらうプレイエルもそうだが、
私は特色のあるピアノが好きだ。
ベーゼンドルファーのピアノには、特別好きな音域もあったりする。

オフィスの方が製造の過程、また、ピアノに関わる技術者の方について
話をしてくださった。

ベーゼンドルファーのピアノは
すべてオーストリアの一カ所の工房でつくられ、
工程のほぼすべてが手作業。
年間で300台ほどのベーゼンドルファーが
生まれている。

使用する木材も場所、時期をかなり限定して選ばれたものを使っている。

そして、調律の方法も、ベーゼンドルファーの調律師が、
細やかに楽器の構造を知り尽くしたうえで行っている…

そのすべてで、ベーゼンドルファーの世界が出来上がっているのだ。。

12月のコンサートで、
ムジカーザのベーゼンドルファーの音をたっぷりあじわって頂けたらなと思う。

弾かせていただくのが楽しみです!

TOMOYO


19. 11月 2015 by Tomoyo
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