ライブ鑑賞記 AT 吉祥寺SOMETIME
昨日のライブから一夜明け、今日はお昼にシャンソンのライブを聞きに出掛けました。
吉祥寺のsometimeという老舗のお店で、地下へ向かう階段を降りると、とても落ち着いた、洒落た空間が広がっていました。
北谷和子さんのシャンソンのコンサートで、近く迎えるフランスの独立記念日を祝してのコンサート。
いかにもフランス、という趣のワルツから、労働者の哀しみを歌った歌など、シャンソンと一口にいってもタイプがさまざまで、今日はたくさんの曲を聞くことができました。
パリの空のした、バラ色の人生、そして愛の讃歌など。
とても言葉がよく聞こえて、その歌の情景が伝わってきました。
私はシャンソンをなまで聞くのはほぼ初めて。
聞きながら昨日弾いたショパンや、プレイエルのことを思い出したり、二年前に訪れたパリの街を思い出したり、旅をしているような心地でした。
フランス語って、話しているときは凄くテンポ感が早く感じます。
例えるなら八分音符の連続。
それがシャンソンとなってうたわれると、メロディーによって言葉が引き延ばされ、独特のシャンソンっぽさが出るのだな。
今日一番印象的だった曲
“La mer”
ラ・メールとは海のこと。
Beyond the seaという英語の曲がありますが、この歌の原曲はこのシャンソンだということを今日初めて知りました。
優しい素敵な曲です。
ぜひ皆さんも聞いてみてください。

TOMOYO