Sound sketch

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この旅でのひとつの大きな目的がハーレムの黒人教会を訪ねることでした。
今回日本でいつも一緒にお仕事させてもらっているSchanitaのおかげでこの訪問が実現しました。

マンハッタン島の北西の地域がハーレムという地域で古くから黒人の住居がある地域。
マイケルジャクソンやスティービーワンダーがステージに立ったモータウンの音楽の殿堂、
アポロシアターもこの地域にあります。
私が訪ねたのはさらに北部の150丁目、住宅街の中の重厚な建物、
Whosoever will ministry というローカルな教会でした。
ショーアップされた礼拝ではなく、実際の礼拝に触れたかったからです。
おそらくアジア人の来訪者は珍しかったでしょうか、大きな抱擁で迎えてくれました。

礼拝は儀礼的というより、大まかな流れがありその中で自由に歌があり、メッセージがありという流動的なものでした。
以前に通った福生の黒人教会も同じような流れで行われていたのを思い出しました。
短い歌が何曲も歌われ、興にのれば何度も繰り返されるフレーズ。興はholy spirit ともいわれます。
男性がその週のメッセージを語り、それは白熱すると言葉そのものにリズムが生まれ、聴衆が合いの手をいれ、
これはショーなのか何なのか、こういう場所から自然発生的に音楽=ゴスペル(God spell 神の言葉)という音楽が生まれ、ジャズ、そしてラップに繋がっていくのだということが腑に落ちるものでした。

礼拝の最後には特に祈りを捧げたい人が前方で懺悔し、皆彼らの祈りを祝福します。
濃いエネルギーが昇華し、礼拝が終了したときには朗らかな雰囲気が流れていました。

ハーレム一帯はある時期はとても危険な地域でしたが、今はずいぶん治安がよいようです。
もっとも、ニューヨークの街全体が大分安全な、昔の雰囲気を好む人はなまぬるい、街になってきているそうです。
特に私が訪ねたのは日曜の午前中、しかもお天気も良かったので怖い、という印象は持ちませんでした。
もちろん日本とは基本的な緊張感が違いますが。

礼拝後、感謝とともに足早に次の目的地に向かいました。
もうひとつの旅の目的が控えていたからです。
それはまた後程。

TOMOYO


10. 2月 2014 by Tomoyo
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