もうすぐSound of Strings! プログラムより、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のご紹介
来週末はSounds of Stringsです!
本番に向けて先日リハーサルをしてきました。
共演のAyakaさんとは、もう10年以上の付き合いで、高校時代からずっと一緒に演奏してきた大事な友人です。
こうして、お互いに環境が変わっても一緒に演奏し続けられること、そして、演奏の機会が与えられたということに感謝しています。
今回のプログラムを、少しだけご紹介。
前半は、ヴァイオリンの名曲コーナーということで、主にクラシックの作品の中から、これぞヴァイオリン!という作品たちをお送りします。
その中から一曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲について。
出だしのフレーズがあまりに有名な、ヴァイオリン協奏曲の中でもおそらく最も知られた作品ではないかと思います。
ドイツの裕福な家庭に生まれたメンデルスゾーン。
音楽家には珍しく?!、恵まれた生涯を送った人物、と言われています。
一方、ユダヤ人であった彼は、周囲からそう見られることがコンプレックスでもあったとも言われています。
私にとって、メンデルスゾーンはとても好きな作曲家。
影響を受けた作曲家の一人です。
私の個人のメンデルスゾーンの作品の特徴は、優しさにあると思います。
モーツァルトにも似たような上品さを感じますが、メンデルスゾーンの作品は、時折心の深い部分を、さらっと突くような瞬間があります。
そして聞いたあとにさわやかな後味と、ほんわかとした暖かさが残る、そんな作曲家です。
今回演奏のヴァイオリン協奏曲の特に一楽章はとても緻密に作曲されており、彼の作品の中では珍しく重厚な印象の作品ではないかなと思います。
メンデルスゾーンの深さ、を感じてください。
ヴァイオリンのAyakaさん曰く、このヴァイオリン協奏曲は隙がなくて演奏がとても難しいそうです。
今回はトモヨピアノオーケストラでしっかりサポートします!
そしてプレイエルの音色が、弦楽器にも、管楽器にも感じていただけるような演奏がしたいなと思います。
ぜひ、間近で聞いてくださいね。
(ちなみに今回は第一楽章のみの演奏ですが、あとに続く第二楽章の美しさ、そして、締めくくりの第三楽章のあっと驚く華やかさですよ。)
当日は後半では、クラシック以外の作品を取り上げるコーナーもありますよ!
あっとおどろくあの曲がヴァイオリンアレンジで登場します!
お楽しみに!
二月も中盤に差し掛かってきました。
先日、八百屋さんでふきのとうを見つけました。
春の気配がちらほら。
風邪などひかないように、暖かくお過ごしくださいね。
TOMOYO
** Sounds of Strings Ayaka & TOMOYO
●2月24日(日) OPEN 17:00 START
●PLACE:TOTOKARI(新宿御苑前)
●TICKET:¥3,000 (フード・ドリンク別)
○ご予約、お問い合わせ
TOTOKARI: 03-3353-1330
http://shinjukuhouse.com/contact
TOMOYO:tomoyo@tomoyoaoki.com まで